9月下旬に韓国の大邱(テグ)自然染め博物館で、紅型の体験を行いました。
参加者は館長の金・芝希(キム・ジヒ)先生と草木染め作家さん達です。
今回はこちらで用意した椿のランチョンマットに色挿しをしてもらいました。また、各自で型紙を彫ってきてもらい、紗張り(紗という網目状のきれを型紙に貼る作業です。型紙を補強するためと、型紙の制約を増やすためでもあります。)と、その型紙を使って糊置き、豆引き(ごひき)まで行いました。
型紙を使った染色技法は初めてだった様で、みんな興味津々でした。
↑色挿しの様子
↑紗張りの様子
↑糊置きの様子
↑豆引きの様子
きちんと理解してもらえるよう何度も身振り手振り説明しました。言葉の壁があると、染色の専門用語などを伝えるのが大変でした。しかし、文化を伝える、教えるということに、とてもやりがいを感じました。とても素晴らしい経験をさせていただきました。
↑ 館長の金・芝希先生(前列右から2番目)と体験者全員で集合写真